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日本の10年国債利回りは、4月初めに発表された米国の相互関税などによる景気悪化懸念や金融市場の不安定化を受けて水準を落とし、4月末には1.2%台まで低下した。5月1日には日銀の金融政策決定会合の結果が公表され、日銀の展望リポートでは成長率、物価見通し ...
15日の債券相場は下落が予想される。米国市場で長期金利が上昇した流れを引き継ぐ。日本銀行の利上げ観測が復活していることも重しになる。この日行われる5年債入札は順調に消化されるとの声がある一方で、やや弱めの結果を予想する向きもあり、見方が分かれている。
13日の東京株式市場で銀行株の買いが膨らんだ。業種別日経平均株価「銀行」は前日比2%高となり、約1カ月半ぶりの高水準をつけた。米中が関税率を引き下げることで景気後退の懸念が緩和。日銀が堅持する利上げ路線を後押しするとの見方が広がった。三菱UFJフィナ ...
日本銀行 は13日、4月30日~5月1日に開いた 金融政策 決定会合の「主な意見」を公表した。政策委員からは、トランプ米政権の 関税 ...
【読売新聞】 日本銀行の植田和男総裁は1日の記者会見で、日銀の経済・物価の見通しが実現していくと判断できる場合には、利上げを検討していく考えを改めて示した。ただ、経済・物価情勢の先行きを左右する米国の高関税政策は不確実性が高く、金融 ...
13日の東京外国為替市場で、円相場は4営業日ぶりに反発した。17時時点では前日の同時点に比べ5銭の円高・ドル安の1ドル=147円86〜87銭で推移している。米中両政府が追加関税の大幅引き下げで合意した。貿易摩擦の世界経済への影響が和らぐことで日銀が利 ...
三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、日銀の年内の利上げ予想が7割程度まで回復しており、上値を抑える要因になると指摘。小口の売りが出た後は押し目買いが入り、下げ渋るとみている。
日銀は8日、政策金利の据え置きを決めたことし3月の金融政策決定会合の議事要旨を公表しました。アメリカのトランプ政権が一律関税や自動車関税の措置を発動する前の会合でしたが、国内経済への悪影響を懸念し、追加の利上げの検討はより慎重にすべきだといった意見が ...
日本銀行 は、4月30日と5月1日に行われた 金融政策決定会合 の「主な意見」を公表しました。委員からは、トランプ関税の影響で今後の経済・物価の 不確実性 が極めて高いとの意見が多く出る一方、「 利上げ していく方針は不変だ」との意見も出ていたことが ...
日銀が利上げの見送りを判断した4月30日、5月1日の金融政策決定会合で、トランプ米政権の関税強化策に関し「経済や物価、輸出を下押しする」などの指摘が相次いでいたことが13日、分かった。今後の金融政策運営については「利上げ方針は不変」との声が出ていた一 ...
トランプ米政権の高関税政策が国内経済に与えるダメージへの警戒感が広がっている。日銀は成長率や物価の見通しを下方修正、2%の物価目標の実現時期も先送りした。昨年3月にマイナス金利政策を解除した日銀は、先行きの不確実性が急速に高まる中、利上げ戦略に大きな ...
四国の地方銀行・グループ7社の2025年3月期連結決算が13日、出そろった。純利益は百十四銀行(高松市)が前期比42・1%増の137億円となるなど、5社が増益となった。いよぎんホールディングス(HD、松山市)は35・1%増の533億円で最高益を更新。