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日銀の植田和男総裁は16日の衆院財務金融委員会で金利上昇による日銀の財務への影響を問われ、「金利を上げる過程で利払いから赤字が発生することがあるが、長期国債を金利の高いものに変えていくので長期的には収益が戻る」と説明し、赤字は一時的なものだとの認識を改めて示した。短期金利を上げると当座預金への利払いが増えて収支が悪化する。一方、長期金利が上昇すれば買 ...
15日の債券市場で、先物中心限月6月限は反落。前日の米債券安(金利は上昇)が影響したほか、日銀の追加利上げ観測が再燃したことから国内債は売りが優勢だった。
日本銀行 は13日、4月30日~5月1日に開いた 金融政策 決定会合の「主な意見」を公表した。政策委員からは、トランプ米政権の 関税 ...
14日午前の国内債券市場で、長期金利は上昇(債券価格は下落)した。指標となる新発10年物国債の利回りは前日比0.005%高い1.440%をつけた。米中が関税の引き下げで合意して世界景気の減速懸念が和らぎ、日銀の追加利上げの思惑が意識されて債券相場の重 ...
15日の債券相場は下落。米国市場で長期金利が上昇したことや、日本銀行の利上げ観測が復活していることから売りが優勢だ。この日行われた5年国債入札は最低落札価格が予想を下回った。
日本の10年国債利回りは、4月初めに発表された米国の相互関税などによる景気悪化懸念や金融市場の不安定化を受けて水準を落とし、4月末には1.2%台まで低下した。5月1日には日銀の金融政策決定会合の結果が公表され、日銀の展望リポートでは成長率、物価見通し ...
日銀は13日、4月30日、5月1日に開いた金融政策決定会合の主な意見を公表した。政策委員の1人は「米関税政策の展開がある程度落ち着くまでは様子見モードを続けざるを得ない」と言及。また「利上げの一時休止局面になるが、過度な悲観に陥ることなく、柔軟な金融 ...
[16日ロイター] - 日銀の中村豊明審議委員は16日、福岡市で行った講演で、現時点では米国の関税政策の影響が広く懸念され、企業業績や設備投資、賃上げの状況などを丁寧に把握していく必要があるとして、金融政策は「当面は現状維持が適当」と述べた。
米中が100%を超える関税の大幅な引き下げに合意したことを受けて、関税戦争の影響が緩和されるとの見方がマーケットを駆け巡った。だが、先行きは依然として不透明で、日銀の金融政策、利上げの判断にも影響を与えている。そもそも、その判断の最重要根拠である「基 ...
15日の債券相場は下落が予想される。米国市場で長期金利が上昇した流れを引き継ぐ。日本銀行の利上げ観測が復活していることも重しになる。この日行われる5年債入札は順調に消化されるとの声がある一方で、やや弱めの結果を予想する向きもあり、見方が分かれている。
四国の地方銀行・グループ7社の2025年3月期連結決算が13日、出そろった。純利益は百十四銀行(高松市)が前期比42・1%増の137億円となるなど、5社が増益となった。いよぎんホールディングス(HD、松山市)は35・1%増の533億円で最高益を更新。
日本銀行 は、4月30日と5月1日に行われた 金融政策決定会合 の「主な意見」を公表しました。委員からは、トランプ関税の影響で今後の経済・物価の 不確実性 が極めて高いとの意見が多く出る一方、「 利上げ していく方針は不変だ」との意見も出ていたことが ...