ニュース

日本の10年国債利回りは、4月初めに発表された米国の相互関税などによる景気悪化懸念や金融市場の不安定化を受けて水準を落とし、4月末には1.2%台まで低下した。5月1日には日銀の金融政策決定会合の結果が公表され、日銀の展望リポートでは成長率、物価見通し ...
展望レポートに沿って見通し実現すれば利上げを実施していく 基調的な物価、関税の影響でいったん伸び悩む 各国の通商政策の今後の展開などで不確実性非常に高い 見通しが実現していくかどうかは予断無く点検 ...
15日の債券相場は下落。米国市場で長期金利が上昇したことや、日本銀行の利上げ観測が復活していることから売りが優勢だ。この日行われた5年国債入札は最低落札価格が予想を下回った。
15日の債券相場は下落が予想される。米国市場で長期金利が上昇した流れを引き継ぐ。日本銀行の利上げ観測が復活していることも重しになる。この日行われる5年債入札は順調に消化されるとの声がある一方で、やや弱めの結果を予想する向きもあり、見方が分かれている。
紀陽銀行(和歌山市)は12日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高に当たる経常収益が前期比16・4%増の987億2000万円、最終利益は同17・3%増の176億1800万円だった。銀行単体の経常収益は同17・1%増の867億3000万円と過去最高で、日銀の利上げにより利息収入が増加した影響が ...
市場の期待インフレ率を示す指標、ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)が再び上昇している。足元で1.5%台後半と、約2カ月ぶり高水準にある。日銀の追加利上げ観測を強める材料となるか、市場の注目が集まる。BEIは一般の国債利回りから物価連動債の利回り ...
その後、ドル円は146円付近での推移が続いている。前日に引き続きドルの戻り売りが優勢となる中、ドル円も売りが優勢となり、一時145円台に下落する場面も見られた。
14日午前の国内債券市場で、長期金利は上昇(債券価格は下落)した。指標となる新発10年物国債の利回りは前日比0.005%高い1.440%をつけた。米中が関税の引き下げで合意して世界景気の減速懸念が和らぎ、日銀の追加利上げの思惑が意識されて債券相場の重 ...
14日の東京外国為替市場、アメリカの関税措置をめぐる警戒感が和らぎ、日銀が追加の利上げに動きやすくなるとの見方が一部で出て、円相場はドルに対して値上がりしました。
沖縄県内地銀の2025年3月期の決算は貸出金利息が増え、琉球銀行、沖縄銀行、沖縄海邦銀行の3行いずれも増収だった。日銀のマイナス金利政策下で銀行の収益が圧迫される中、投資信託や企業の合併・買収(M&A)などの手数料収入を着実に伸ばし、稼ぐ力をつけてき ...
日銀が政策金利の維持を決めた4月30日、5月1日の金融政策決定会合で、米国の関税引き上げに関し「展開がある程度落ち着くまでは様子見モードを続けざるを得ない」との意見が政策委員から出ていたことが13日、分かった。米国経済の減速により「利上げの一時休止局面となる」との声もあった。 日銀は13日、先の決定会合の「主な意見」を公表した。会合では政策金利を0・5%程度に据え置くことを決めた。 ある委員は米国 ...
四国の地方銀行・グループ7社の2025年3月期連結決算が13日、出そろった。純利益は百十四銀行(高松市)が前期比42・1%増の137億円となるなど、5社が増益となった。いよぎんホールディングス(HD、松山市)は35・1%増の533億円で最高益を更新。