大谷が「アツかった」と振り返るほど両軍ノーガードの打ち合いだった。ド軍は3回まで8得点し、最大5点リード。だが、五回に佐々木が許した四球からバンダが満塁弾を浴び同点。六回に勝ち越された。それでも九回に打線が奮起。お膳立てが整っていた。

【フェニックス（アリゾナ州）9日（日本時間10日）＝横山尚杜】九回に同点の適時打を放ったドジャースのマンシーは米メディアに「翔平が打席に立った時点でパーティーの準備が始まっていたか」と聞かれ、ニヤリ。「翔平はいつもとんでもないことを期待される状況に置かれて、いつも期待に応える。きょうも例外じゃなかったね」と舌を巻いた。大谷は「マンシーが打ったあの一打がまだま ...

【フェニックス（アリゾナ州）9日（日本時間10日）＝横山尚杜】日米を通じてプロ初の中5日で先発したドジャースの佐々木朗希投手（23）は、4回0/3を5安打5失点。自身初の1イニング2被弾＆奪三振ゼロと苦戦し、2勝目はならなかった。チームは3点ビハインドの九回に追いつき、九回1死一、二塁で大谷翔平投手（30）が右翼席へ2試合連発となる12号3ランを放った。