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東日本大震災の被災跡地を大船渡市が産業用地として整備した三陸町越喜来沖田地内で、㈱いわて銀河農園(橋本幸之輔代表取締役、末崎町)による大規模なトマト生産技術高度化施設「越喜来農場」が完成した。県内最大規模で、7月中旬ごろの初出荷を見込む。同社は末崎町 ...
大船渡湾内で9日、気仙沿岸のトップを切ってウニ漁がスタートした。早朝から漁を行う漁業者らの活気に満ちあふれ、集荷場には〝初夏の味覚〟とされる黄色い身がずらりと並んだ。大規模林野火災で漁具を焼失した漁業者もおり、被災地域の漁協では支援を活用した漁具の調 ...
県警察本部(増田武志本部長)は、4月26日に栃木県内の東北自動車道で発生した自動車の逆走による多重事故を受け、インターチェンジ(IC)の誤進入防止と、自動車専用道路の安全利用を呼びかけている。気仙地域を通る三陸沿岸道路と釜石自動車道でも、平面交差するICでの誤進入による逆走が考えられるとして、路面の表示や矢印板に気を配った運転が求められる。 26日の多重事故は、東北道を逆走する乗用車が車に衝突した ...
大船渡市魚市場は7日、ゴールデンウイークの4連休明けの開場となり、定置網船などの水揚げがあった。前日から降り続いた雨で数量は少なかったが、100㌔超えのクロマグロや約3年ぶりに市場に並んだコウナゴなどで場内が活気づいた。自然の環境変化や大規模林野火災 ...
住田町が世田米地内に整備した「仕事と学び複合施設」(イコウェルすみた)の利用者が7日、5000人に到達した。5000人目の利用者となったのは、千葉県在住の小野寺直俊さん(49)・多代さん(61)夫妻で、町から2人に記念品が贈られた。供用開始から約2年での5000人達成となり、町などの関係者は施設のさらなる周知と利活用促進に意欲を見せる。(清水辰彦) ...
11日(日)は「母の日」。日頃の感謝を伝える機会に合わせ、大船渡市大船渡町のキャッセン大船渡内に店舗を構える加茂ガーデン(新沼咲子店長)は今年も、花類とともにキャッセン内外の店舗で取り扱う商品を組み合わせた「コラボギフト」の予約・販売を始めた。商品や花々の華やかさを詰めることで、地元店の活気づくりも見据える。 生花店にとって、母の日は書き入れ時の一つ。需要が高まる時期に合わせ、ともに営業する店舗と ...
大船渡市大規模林野火災の鎮火発表から、7日で1カ月となる。初夏に入り、山林では新緑の中で茶色く焼け焦げた一帯が目立つようになった。被災者への金銭支援や建設型の仮設住宅整備など〝次の住まい〟に向けた事業が進む一方、手つかずのまま残る被災木の行方や安全確 ...
住田町世田米のイーガストすみたで、同町の酪農業・泉田畜産が製造するジェラートの販売が始まった。愛情込めて育てた牛から搾った生乳を原料とする商品は、濃厚かつすっきりとした後味が特徴。泉田畜産を営む泉田大さん(44)は「住田の名物の一つになれば。将来的にはチーズも作るなどして、酪農を次世代へつなげたい」と、牛乳の未来に期待を込める。(清水辰彦) ...